お茶には身体に良い成分が多く含まれています。その含有量は製法により変動しますが、いずれにせよ、多くの健康効果がされています。ここでは、成分ごとの効能、日本茶を飲むメリットを紹介します。

日本茶に含まれる代表的な健康成分

  • カフェイン:夜眠れなくなるということが強調され、良くないイメージがあるカフェインですが、利尿作用があり、体内の不要物を排出する作用があります。もちろん、リラックス効果もあり、お茶を飲んでほっとするのはこのためです。さらに、認知症予防に有効であることも米国イリノイ大グレゴリー・フロインド医学博士により提唱されています。健康な人の体内ではインシュリン感受性が高まるため、肥満抑止においても大いに期待されています。
  • ポリフェノール:赤ワインに多く含まれる健康成分として一時期持て囃されましたが、緑茶にも多くのポリフェノールが含まれています。抗酸化物質であり、老化を促進する体内の活性酸素を除去します。ただ一概にポリフェノールと言っても、その数は5,000種類以上にものぼり、例えばがん予防に効果があるとされる健康成分として有名なカテキンも「ポリフェノール」と表現されることがあります。いずれにせよ、健康のために重要な成分であることには変わりありません。